2023-06-04から1日間の記事一覧

君へのメール

君へのメール 君の健気な姿を見ていると 心打たれるものがある 君の懸命な姿を見ていると 涙を誘われるものがある 君の慈悲の心を見ていると 心がむせび泣いてくる 君の慈愛の心を見ていると 涙が流れ出してくる けれども君は何とも思わずに 自分の道を歩ん…

京都の宿

京都の宿 おひとついかが酌をして 華の香りを漂わす 祇園の音色が流れだし 小雨が囁く先斗町 静かにふたりが揺れながら あわせた唇 京都の宿 窓の外の細雪 川面に映るセセラギの音 鴨の流れを聞きながら 寄り添う肩先河原町 あわせた瞳と瞳が語り合い 抱擁交…

もう一度夢を見て

もう一度夢を見て 夢をあんたに賭けていた そんなあんたが涙ぐむ そんなあんたを見ていると わたいも悲しくなってくる もう一度夢を見て もう一度がんばって きっと明日が見えてくる あきらめないで今一度 あんたの夢はあたいの夢と 心に誓って今の今まで 涙…

聞かせてよ今夜は

聞かせてよ今夜は 聞かせてよ今夜はあなたの歌を ひとりぼっちでさびしい夜だから あなたのメロディあなたのリズムあなたの歌声心打たれるの ソッと静かにひとりで歌に酔いたいの そばにあるラジオをかけてみるわ あなたの声が聞こえてなつかしいから むかし…

君と両手をつないで

君と両手をつないで 君と両手をつないで坂を登っている時山の彼方の果てから君を呼ぶ声聞こえて虹が浮かんで輝き歩くふたりにメッセージ 野へと山へと駆け抜け音を奏でてみた時山のこだまが響いて歌が聞こえ出す 聞こえてくるのは君の歌声 聞こえてくるのは…

雨色の町

雨色の町 黄昏の町は雨の色 町のネオンも明かりが薄い 銀杏並木の道を歩いても 行き交う人の姿は見えない さびしい雨の雨音を聞いて 悲しい雨の囁きを聞いて 明日の何処かに夢を探して 風の便りに揺れながら 時の刻みに揺れながら ひとりぼっちで雨に濡れな…

でも、だから

でも、だから 悲しいのはわかっています さびしいのはわかっています 苦しいのもわかっています みんなそうです みんなそうです みんながそうです でも でも 泣きたいのです 泣きたいのです 涙を流れ出るのです 涙がこぼれ出るのです だから だから

旅路の松山

旅路の松山 瀬戸の海を眺めながら 高速の路線で湾を見下ろし 愛媛の人を追いかけて あの頃の人に逢いたくて 高松新居浜通り過ぎて お城の景色 旅路の松山 街の景色を訪ねながら 道後の宿の市電に乗って 愛媛の人を追い求め あの時の人に逢いたくて 丸亀今治…

恋の景色

恋の景色 虹色の景色に包まれて 紅色の景色に囲まれて 恋の気配を感じながら 恋の景色は美しく 恋の景色は艶やかで 心までもが染まってくる 魅了魅惑魅力の景色に誘われて 君を思う恋の心 困惑される恋の心 心に染みる透明感 心を飾る純粋感 亜麻色の髪を靡…

旅 新幹線で東海道 旅はこの空間が一番いい 窓の外に流れる景色 次から次へと変化して 太平洋側を浮かべてみれば 大海原を見渡して 変わり変わりの街を見て 城 川 湖 橋 湾岸 左の方を眺めれば 山脈 湖畔 山 平原 やがて目にする富士山頂 麓を走ってひとり旅…

あの娘のときめき

あの娘のときめき 僕はあの娘が好きなのに 何故かそっぽを向かれちゃう いつも誰かが邪魔をして 話すことさえできゃしない そんなあの娘を見かけたら 僕のハートはドキドキで 声をかけるの恥ずかしく 顔を見るのもまぶしくて 冷たい振りをしていても きっと…

散歩がてら

散歩がてら 散歩がてらに道を行く ブラブラブラブラとさすらって ああでもないし こうでもない こうでもないしああでもない 何処へ行けばいいものか いずこへ行けばいいものか あなたはあなたの道を行き わたしはわたしの道を行く いいじゃないか いいじゃな…

夜の慕情

夜の慕情 波止場の微か向こうの方から霧笛がボーボー鳴り響いてくる 波止場のあたりの周辺はタンカー コンテナ船 漁船 汽船フェリー船がたくさん並んでいる 港の近くの防波堤が押し寄せる波を退けて灯台の放つ光線が周囲を見渡し円弧を描く 海の波も押し寄せ…

そんなあなたが好きなの

そんなあなたが好きなの そっとわたしに囁いて 今夜のルージュは素敵だね そんなあなたが魅力なの 甘い囁き知ってるの 好きよ あなた そんなあなたが好きなの 背中を向けてタバコの煙 後ろ姿に乱されて 黙って振り向くその仕草 見つめるだけでとりこなの 好…

泡沫の恋

泡沫の恋 泡沫の恋を探しながら ドライブウェイを駆け抜けて 男心がまた騒ぐ 泡沫の恋なんて 何の意味もないけれど 男心は寂しくて 虚しき願いと知りながら 儚き願いと知りながら 時々夜空に囁いて 夜空を見上げて星を見る 虚しき儚き恋なれど 侘しき寂しい…

黄昏の町

黄昏の町 そこには夕陽が顔を出し あたり一面染めている そばに見えてる街路樹が そよ吹く風に揺れながら ふたりの両手を飾ってる そんなふたりの黄昏の町 手前に見えてる信号機 歩道を眺めて照らしてる 行き交う車の窓ガラス 乗車の人を写してる ふたりは互…

語り草

語り草 君は何が言いたいの 君は何を聞きたいの 君は何を知りたいの 僕に何かを問いかけてくるけれど 僕には君がわからない 君が静かに見せるその仕草 君がさりげなく見せるそのボーズ 君の黙って見つめるその眼差し 君のじーと見つめるその瞳 僕には君がわ…

彼女へのラブソング

彼女へのラブソング たとえ切なる恋だとしても たとえ一度の恋だとしても 僕は彼女に惚れちまったのさ つぶらな瞳を見ていると 可憐なエクボを見ていると 僕のハートは引き裂かれてしまう どうかお願いこの僕の 悲しい胸のこの僕の せめて気持ちをわかってお…

独り寝の子守唄

独り寝の子守唄 誰もいない部屋の中 ひとり佇み灯りを見る 明かりが灯した光線に 鏡が自然と反射して 写った自分の顔を見て 物寂しさが目に潤み 独り寝の部屋の中 静かに時間が過ぎていく 外は冷たい風が吹いて 寒さも肌身を襲ってきて 部屋のランプも縮みが…

待ちぼうけ

まちぼうけ 待っている 君を待っている 毎日毎日待っている 四六時中間待っている 連日連夜待っている 年がら年中待っている 待って 待って待っている 日々の生活を過ごしながら 日々の生活を送りながら いつもいつも待っている いつもいつも待ちぼうけ

京都

京都 京都 それはあの人と出逢った街 京都 それは初めて恋を知った街 京都 それはあの人の面影が揺れる街 だからわたしは京都が好き

ウイズアドリーム

ウイズアドリーム 夢を描いているけど 叶えることができない それでもあきらめきれず いついつまでも夢見て 夢と希望を抱いて 明日という日に賭けてる いつか必ず来るはず そんな想いの毎日 いつになったらこの夢 つかむことができるのか ウイズアドリーム …

女の酔い唄

女の酔い唄 夢をなくした女がひとり 酒場の片隅カウンター ポツリポツリと手酌酒 煙草吹かして酔いしれて 飲めばのむほどに悲しくて 涙ポロポロ涙しくしく 今夜の子守唄 恋に破れた女がひとり 波止場近くの居酒屋で ポツンポツンとひとり酒 時にまかせて酔い…

ルージュの街角

ルージュの街角 黄昏やさしくふたりを誘う 今宵は揺られてランデブー 寄り添う肩先ふたつの影が ガラスに写ってエトランゼ 愛しているよとそっと囁いて 恋しているよとそっと口づけを ルージュの街角 今夜はこのままふたりきりで 夕暮れ夜風がふたりを包む …

ルージュの伝言

ルージュの伝言 泣かされる 僕は君に泣かされる けれどもいついつまでも泣いているわけにはいかない 僕にはしなければならないことがたくさんある それを僕にさせてくれ 時々顔を出すと思うけど その時 何かを告げてくれればそれでいい けれども僕は泣かされ…

じゃんけんぽん

じゃんけんぽん 手のひらを広げましょう お母さんの前で 手のひらを広げましょう お父さんの前で 手のひらを広げたら グーとチョキを出しましょう グーとチョキを出したら 次はパーを出しましょう グーチョキパーと出したら お母さんとじゃんけんぽん お父さ…

旅路の松山

旅路の松山 瀬戸の海を眺めながら 高速の路線で湾を見下ろし 愛媛の人を追いかけて あの頃の人に逢いたくて 高松新居浜通り過ぎて お城の景色 旅路の松山 街の景色を訪ねながら 道後の宿の市電に乗って 愛媛の人を追い求め あの時の人に逢いたくて 丸亀今治…

やっぱりあんたは

やっぱりあんたは やっぱりあんたは男だった 貫き通した男の意気じ 俺には真似はできるはずもない あんたの生き方こうべがさがる 今では感謝の気持ちが涌いてる やっぱりあんたは男だった やっぱりあんたは俺の親父だった やっぱりあんたは男だった 弱さを見…

真夏の夜の夢

真夏の夜の夢 燦々と輝く灼熱の太陽の光を浴びて 砂浜を歩く水着姿のお嬢さん モンローウォークのお嬢さん 均整のとれたスタイルで お洒落なセンスも美しく 海岸通りでサングラス ビキニ姿のお嬢さん 素肌が真っ黒に焼けていて 褐色の肌を露出して 男性諸君…

新宿慕情

新宿慕情 悲しさまぎらすこの酒で 夜の新宿ひとり旅 運命悲しい道ゆえに ネオンにすがったはかなさで 新宿ネオンの並木道 夜の孤独をもてあそび 夜の新宿走馬灯 今夜のタイムに溺れながら 夢の枕に身を預け 新宿ネオンの摩天楼 捨てた我が身を恨んでも 夜の…