よう子

よう子

 

プラットホームの階段

見上げる青空の下

振り向くお前の 可憐な姿


さびしい俺に

やさしく微笑み

笑顔を見せて

手を振るお前


恋の予感を

瞳に感じて

ひとつの夢を

追いかけて


その時初めて

知ったことは

恋の始まり


その名はよう子

 

 

二人歩いた街路は

銀杏並木が続いて

秋の匂いが流れる 

黄昏の時間


恋したふたりは

手を取り合って

夢を奏でる

メロディ聞いて

夕陽が告げてる

メールを信じて

恋するふたりは

口づけ交わし


さびしい俺に

恋の心を

教えてくれた

その名はよう子

 

 

二人過ごした夜は

ネオンサインが輝き

星が瞬く夜空に

ひとつの流れ星

愛を交わした

ふたりの夜は

イブの気分で

夢の中へ

虹を見るよな

橋を渡って

ロマンチックな

時が流れて


今では見えない

お前の面影

遠くへ消えた

その名はよう子

 

 


 


 


 

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