夜明けへの詩(うた)

夜明けへの詩(うた)

 

 

あの日のあなた今はどうしてる

あの日から時はすばやく流れて

思いが巡り繰り返されて

忘れることができればいいと


悲しみに暮れる月日が続いて

日々の涙に頭を垂れて

合わせた胸に祈りを込めて

夜の明かりにランプを灯し

浮かぶ姿に身を寄せながら

好きなあなたが夢の中で

 

 

 

涙に濡れても悲しくなるだけ

嬉しく感じて笑っていたい

曇った心に光を照らして

まわりの景色を眺めてみれば

空と海と山と人の
微笑みが揺れて

朝日が告げるその日の行方を

空を見上げて尋ねながら

夕陽が落ちて見えなくなっても

明日の夜明けがすぐにくる

 


陽はまた昇り陽はまた沈み

それでも明日の夜明けがくる