2023-06-06から1日間の記事一覧

夕暮れ時に

夕暮れ時に 小雨そぼふる街角で 過ぎ行く時間を見つめながら わたしはひとりで囁くの 流れの早さに棹を指し 交わした言葉のさびしさに つかの間の夢を繰り返し 恋の欠片を集めながら 出逢った人にこの身を投げて 思い出流れる夢を見て 募る思いの過去の人 流…

小雨の告げる音

小雨の告げる音 窓の隙間から小さな音が聞こえてくる 少し耳を傾けた 小雨だ 音も立てないように静かにしとしと降っている 季節変わりの時期だ その小雨が僕に囁いてくる 今日は静かにジーとしていなさい 部屋の中で少し考えたらどう ひとりの時間も大切よ …

夕陽の別れ

夕陽の別れ 別れは突然訪れて ふたりの仲を引き離す 夕陽に揺れる黄昏が 言葉も告げずに逃げていく 恋しくて愛しくて君の眼差し 悲しくてさびしくて涙が流れる ふたりで過ごした2年の日々が 音も立てずに崩れてく 交わした時間が浮かんで消えて ふたりの仲を…

どこか遠くへいきたい

どこか遠くへいきたい どこか遠くへいきたい 最果ての誰もいないところでもいい 田舎の田園風景のところでもいい 大都会の真ん中でもいい どんなところでもいい どこか遠くへいきたい ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┏━┫ 賢い人のお得なサイト《ハピタス》 ┣…

夕陽が静かに沈んでいく

夕陽が静かに沈んでいく 夕陽が染める紅色 空一面に広がって 奏でる景色が美しい 海の碧と空の雲 夕陽とともに反映され 輝く見せる茜色 夕陽の告げる光線に 固唾を飲んで眺めたら 海岸通りが煌めいて 赤 紅の光景に 西の空の茜色 美しい夕焼けの スクリーン…

鏡の向こうにいるあなた

鏡の向こうにいるあなた 鏡の向こうにいるあなた あなたは誰 どんな人 あなたは誰 どこの人 あなたはどんな顔をしているの あなたはどんな声をしているの わたしはあなたのことが知りたいの たとえどんなことでもいい どんな些細なことでもいい あなたのこと…

あなたは?

あなたは? あなたは誰何処の人? あなたは誰どんな人? 何故か心が揺さぶられる あなたは誰なの何処の人なの? あなたは誰なのどんな人なの? たとえあなたが誰だとしても たとえあなたが見知らぬ人だとしても 何故か心を奪われるものがある あなたは誰何処…

ダンスをしましょう

ダンスをしましょう 今夜は寒いからダンスをしましょう 肩のショールを外して コートも脱ぎ捨て 手と手を取り合って リズムを合わせて あなたとわたしは恋人になるの ダンシングダンシング インザナイト 瞳と瞳をあわせて ドリーミンドリーミン インザムード…

君のおねだり

君のおねだり いくら君が「お願い」と言ったって いくら君に「お願い」と言われても 僕にはできないことがたくさんある 君の気持ちはわかるけど 君の願いはわかるけど 僕は僕でしなければならないことがたくさんある だから君の言うことばかり聞いているわけ…

やっぱり好きです

やっぱり好きです やっぱりあなたが好きでした あなたわたしの恋の人 切っても切れない縁でした 恋し焦がれた仲だから ふたり手を取り足を取り あなたとわたしは 離れられないふたりです あなた 好きです あなたとわたしは似た者同士 姿 形もよく似てる 好い…

港酒

港酒 夜の波間に身を浮かべ ふたり偲んで飲む酒よ つらい運命のあなたとわたし 耐えてみせます港酒 港の風に煽られて 日毎夜毎に飲む酒は 涙を誘ってわたしの胸に 過去を捨てろと港酒 出船入り船港町 未練残して霧の音 明日はどうなるあなたの声は 行方知れ…

無言のあなた

無言のあなた わたしはあなたに話しかけるけど あなたは何も言ってくれないし 何も答えてくれないし いつも黙ったままでいて わたしはどうしていいのかわからない あなたは何も言ってはくれない 何故なの どうしてなの わたしはあなたがわからない あなたは…

京都木屋町恋物語

京都木屋町恋物語 黄昏時の恋の町 そぼふる雨にふたりが濡れる 傘をさす手が重なりあって 指と指とを絡ませながら 恋の行方を探すように ふたりの幸せ祈るように ふたりの背中に東山 そばをながれる高瀬川 京都木屋町恋物語 夕暮れ時の恋の町 こぬか雨にふた…

誘惑のリズム

誘惑のリズム 甘い囁き 甘い言葉 熱い眼差し 熱い視線 ついつい浮かれて誘われて 知らず知らずに寄り添って 知らないうちに連れ添って 知らないうちに別れを告げて 魅惑 誘惑 困惑のリズム 甘い囁き 甘い言葉 熱い眼差し 熱い視線 そんなリズムについ誘われて…

コッブ一杯の水

コップ一杯の水 朝目が覚めた時 早朝の時間の時 コップ一杯の水を飲む コップ一杯だけでいい 健康の源となってくる そんなことをいう人がいる 嘘か本当か知らないが そんな教えを受けてみて 試してみればいい感じ 朝の目覚め 早朝に コップ一杯の水を飲む 生…

お前に

お前に お前と暮らした二年の日々を 振り返ってみても仕方がないけれど お前のくれた贈り物 俺にとってはかけがいのないのないもの そんなお前は今では何処か 何処か遠くへ離れている 俺がお前に贈るプレゼント それは何もないけれど 一言言いたかった言葉 …

窓の外の雨

窓の外の雨 4月に雨は似合わない 五月も雨は似合わない もちろん今の季節も似合わない 雨の音は悲しくて 誰かが泣いているのかも 窓の外の雨模様 何かを示唆しているようで ひとりさびしくひとり悲しく 静かに雨を眺めている

恋に酔いしれて

恋に酔いしれて 恋のお酒を飲んでみて 恋の香りが漂って 恋の匂いが告げてくる あなたは本当に恋をしているの あなたは本当に恋を知っているの 恋のハートを知っているのなら わたしに伝えてほしいけど あなたはいつも知らない振り いつも黙って背中をみせて…

時が流れていくばかり

時が流れていくばかり 君は僕のことがわかっているの? 君は僕のことを知っているの? いついつまでもこのままじゃあ 時が流れていくばかり 僕のことを早くわかって欲しいけど 僕のことを早く知って欲しいけど 君は何も言わなくて ジーと静かに何かを見つめ…

禁断の果実

禁断の果実 甘い魅惑に誘われて 禁断の果実がほしくなる 果実の彩りは美しく 色も鮮やか洗練されて 味覚も良くて美味しくて ついてい手が出て手に取って 果実の味を占めてみる 美しさの中に秘められた 甘くて酸っぱい誘惑に ついつい我が身を失って 盲目のよ…

大阪のふたり

大阪のふたり 待っているから早くきておくれ 待っているから早くきてほしい いつものようにあの街角で あの日のように駅の喫茶店 ふたりで歩いた御堂筋 ふたりで過ごした通天閣で 今宵もふたりで心斎橋を 今宵もふたりで大阪港で 夢見て夢見て夢を見て 恋し…

涙を流したその後で

涙を流したその後で 涙を流したその後で あなたの本当の姿が見えてきたの あなたのことがわかってきたの けれども時は遅すぎて あなたはどこかへ逃げて行く 今ではあなたが見えなくて ひとりさびしくあなたを思うの あなたは教えてくれていた あなたは助けて…

サムバディラブスイットインナハート

someバディloveス イットインナハート 愛しているけどわからない 恋しているけどわからない 愛しい心がわからない 恋しい心がわからない 誰かが誰かをサムバディラブスイットインナハート 誰かが誰かにサムバディラブスイットインナハート それでも誰にもわ…

お前に惚れた

お前に惚れた 運命のよく似たお前と出逢って 生まれ変わった今の俺なのさ 負けた負けたよお前の涙に 惚れた惚れたよその眼差しに これから先は俺のすべては お前のものさ 言葉少なくつぶやくお前 お前の真心知らされた 揺れた揺れたよお前の瞳に 惚れた惚れ…

聞きたくないの

聞きたくないの あなたが帰ってくるのを待っているの でもあなたが帰ってくるかどうかわからない 帰ってくると信じているけれど まわりの人は知っている まわりの人はみんな知っている でもわたしは聞きたくないの 聞くのが怖いの 聞きたいとは思わないの そ…

夢うつつ

夢うつつ 夢の中に身を浮かべ 夢の中に身を沈め 夢の中に夢を持ち けれども夢は叶わない 泡の藻屑と消えていく いくら夢を探してみても いくら夢を追いかけてみても いくら夢を求めてみても 夢はさびしく逃げていく 夢 夢 夢と 夢うつつ 夢がうつつの心境で …

静寂のタイム

静寂のタイム 時間の流れも気にせずに すべてを忘れて黙想して 耳を澄ましても物音なく 静かな時間が流れゆく シーンと静まり返った部屋の中 暫しの静寂のタイムを感じながら ただ静けさに身を預け 深夜の瞑想に耽りながら

旅の途中

旅の途中 孤独のなかに身を潜め 行き着く先のない旅路 通りすがりの人もなく ひとりよがりの道を生き 心を宿す場所もなく 道なき道を歩いても 光はいつも差してこず あて先のない旅路 何処(どこ)へ行けばいいのやら 何処(いずこ)へ行けばいいのやら

あなたのいる町へ

あなたのいる町へ 傘を濡らしてあなたのいる町へ 駅の切符の名前を手がかりに あの日出逢えた思い出ひとつ ほんの小さな囁きの声 あなたあなたあなたのいる町へ 路面電車の窓から見える 池のほとりの柳が誘う 小川のせせらぎあなたを写し わずかな思いが心を…

尋ね人

尋ね人 何をすればいいんだろう 何処へ行けばいいんだろう 何もしなくていいけれど 何処へも行かなくていいけれど 別にこのままでもいいけれど 何かをしなきゃあ 何処かへいかなきゃあ そんな気がする今日の日に これからどうすればいいんだろう これから何…